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競技規則
IBAD(国際障害者バドミントン連盟)新クラス分け
Prepared by Robert James Mackay et al
Created on 17 July 2004, Kuala Lumpur
車椅子1(WHEELCHAIR CLASS1-BMW1)
- C8を含む高位の脊髄損傷(四肢麻痺)
- プレーする手(競技手)にも動きの制限がある
- わずかな体幹の移動(姿勢保持)は片方の手を使うことで可能
- 座位バランスが悪く,体幹の下部はバックレストに常に接している
- 体幹の回旋が不能のため上肢を後ろへ振りかざせない
- 車椅子操作は拙劣である
(脳性麻痺の場合)
- 重度な両麻痺
- 上肢のコントロールにわずかな制限がある
- 中等度の体幹バランス障害
- 下肢の重度の痙性(grade 4)
車椅子2(WHEELCHAIR CLASS2-BMW2)
- T12を含む高位の脊髄損傷(対麻痺)
- わずかな体幹の移動(姿勢保持)は片方の手を使うことで可能
- 座位バランスが悪く、体幹の下部はバックレストに常に接している
- 体幹の回旋が不能のため上肢を後ろへ振りかざせない
- 車椅子操作は拙劣である
(脳性麻痺の場合)
- 中等度の両麻痺
- 中等度の体幹バランス障害
- 下肢の中等度の痙性(grade 3)
車椅子3(WHEELCHAIR CLASS3-BMW3)
- L1を含む下位の脊髄損傷(対麻痺)
- 一下肢あるいは両下肢の筋力が、で少なくとも20ポイント減点がある
- 座位保持が可能で、上肢・体幹の動きは正常である
- リーチ動作は片方の手で支えることで可能
- 細かな車椅子操作が可能である
- 一上肢を前方へ突き出したときに体幹がその姿勢を保持できない
- 体幹の側屈は手の補助がなければ不可能である
(脳性麻痺の場合)
- 軽度の両麻痺
- 体幹バランスにわずかな障害を認める
- 下肢にわずかな痙性がある
- 立位でプレーが出来ない
立位下肢1(STANDING BELOW WAIST CLASS1-BMST1)
両下肢の非常に重度な障害(静的・動的バランスの障害)
- 重度の両下肢ポリオ
- 一側大腿切断と対側下腿切断がある
- 脊髄損傷不全麻痺で同等の障害がある
- 重度の両麻痺
- 重度の片麻痺(プレーする腕も含む)
立位下肢2(STANDING BELOW WAIST CLASS2-BMST2)
選手は立位が可能であるが、MRC(MMT)評価で下肢筋力が一下肢あるいは両下肢に少なくとも20ポイント減点がある、またはそれらと同等の障害
両下肢の中等度の障害
- 一下肢機能が全廃
- 一下肢のポリオ
- 一側大腿切断
- 股関節と膝関節の両方に拘縮がある
- 股関節脱臼で明らかに短縮がある
- 両下腿切断
- S1レベルの脊髄損傷、二分脊椎
立位下肢3(STANDING BELOW WAIST CLASS3-BMST3)
選手は立位が可能であるが、MRC(MMT)評価で下肢筋力が一下肢あるいは両下肢に10から19ポイント減点がある、またはそれらと同等の障害
非常に軽度の両下肢障害
- 一側の足関節に拘縮がある
- 足部の中足骨より高位の切断(足部の3分の1以上)
- 股関節亜脱臼
- 一下肢の股関節または膝関節または足関節の動きに制限がある
- ポリオ:MRC(MMT)評価で下肢筋力が一下肢あるいは両下肢に少なくとも10ポイント減点がある
立位上肢1(STANDING ABOVE WAIST CLASS1-BMST4)
プレーで使用しない上肢にMRC(MMT)評価で上肢筋力に50ポイントの減点がある
- 一側上腕切断(肘離断を含む)
- 腕神経叢損傷による上肢機能全廃
- 機能的な手を持たない、肘を含めた上肢の短縮
- その他同等の障害
プレーする上肢に障害がある
上肢は筋力低下、可動域制限や協調運動障害のため、最大速度でスウィングできない。シャトルを打つ方向で速度の低下が認められなければならない。
- フォアハンドまたはバックハンドで使う関節周囲の筋力が、MRC(MMT)スケールで4以下
- 肩関節の前方屈曲、肘関節の伸展、前腕の回内の可動域が正常の30〜50%
- 軽度の痙性単麻痺またはアテト―ゼによる協調運動障害
- その他同等の障害
立位上肢2(STANDING ABOVE WAIST CLASS2-BMST5)
プレーで使用しない上肢にMRC(MMT)評価で上肢筋力に30ポイントの減点がある
- 一側前腕切断(手関節離断を含む)
- 上肢機能がある程度残存した腕神経叢損傷
- 一側前腕切断と同等の上肢異常もしくは障害
プレーする上肢に軽度の障害がある
- 機能的な把持が可能な手指切断、手指異常
- 機能的な把持が可能な手関節の拘縮
- 上肢に筋力低下を認める
- その他同等の障害
※車椅子3クラスには下肢切断も含んでいる
※MRC(MMT)評価とは筋力検査法のことで、医師や理学療法士が徒手で行い、下肢(股関節、膝関節、足関節)上肢(肩関節、肘関節、手関節、指)の各関節を動かして筋力を測定することを言う。それぞれ1(弱)〜5(強)段階のポイントがあり、各関節の動きのポイント(ポイントが高いと筋力がある)を合計したものが上・下肢筋力の合計となる